やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

「秋のお彼岸フェア」 開催のお知らせ

 

     9月16日~「秋のお彼岸フェア」がはじまります

   

   昔から、極楽浄土は西の彼方にあると信じられ 、太陽が真東からのぼり、 

   真西に沈む、春と秋の秋分の日に西の太陽を礼拝したのが、「お彼岸」の

   始まりといわれています。 

   この世からあの世へと、住む世界は変わっても、彼岸へ渡った先祖を敬い

   供養する思いは今も引き継がれており、「お彼岸」は、あらためて 

   わたしたちに、気づきを与えてくれる機会でもあります

 

   やすらぎ霊園では、9月16日(土)から24日(日)まで「秋のお彼岸フェア」 

   を開催いたします。

   今年のフェアでは、皆さまへの感謝の思いを込めて、墓石指定店が自信を持って  

   お薦めする「展示墓」の特別価格提供をはじめ、建立済お墓の感謝価格など

   いくつもの特典を準備いたしました。

   どうぞ、この機会にご家族おそろいで「やすらぎ霊園」にお越しください。

   職員一同、心よりお待ちしています。

 

 ※詳しくはホームページをご覧ください

     http://www.yasuragi-reien.jp/2017_autumn.pdf

 ※「お彼岸献花代行サービス」もご利用ください

   http://www.yasuragi-reien.jp/floraltribute.pdf(こちらから申し込みできます)

 

 

 

     【今日もさわやかな風が吹き抜けていきます やすらぎ霊園】

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www.yasuragi-reien.jp   

霊園風景 その10 「百日紅の咲く頃」

  百日紅の咲く頃」

 

やすらぎ霊園では 四季折々にいろんな草花や花木が 彩りを添えています

 

夏 お盆をはさんで 霊園内で目を引くのは 鮮やかな朱色や 眩しい白色などが

光に映える百日紅の花です

 

多くのお寺で 百日紅の木を見ることがありますが これは お釈迦様の誕生に由来し

ていると言われています

 

インドで お釈迦様は 「無憂樹」の下に生まれ 「菩提樹」の下で悟りを開かれ 「沙羅樹」の林に囲まれて入滅された と伝えられており 

これが我が国に入ってきたとき

「沙羅樹」は「夏椿」に 「菩提樹」が「桑の木」に そして「無憂樹」が「百日紅

に置き換えられ 広まったとも言われているようです

 

特に お盆の頃をはさんで 咲き続ける「百日紅」は その花はもとより ツルッ

とした 茶褐色の幹の美しさも相まって 人気のある花木になっています

 

ひと夏の間 暑さにも負けずに 咲き誇る「百日紅」には 「あなたを信じる」という

花言葉があります 

 

 真夏の太陽に 立ち向かい咲き続ける 「百日紅」を仰ぎ見ますと 

 とても強く思えて あなたを信じてみたくなるから 不思議です

 

 

 

       【高台から 美しさを届ける 元気な百日紅の花】 f:id:yasuragi-reien:20170822144622j:plain

 

 

 

f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain お釈迦様 百日紅から 笑みをかけ  

 

 

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回顧録no.10 「‥ひょうひょうと生きた父のこと  2/4」

 「‥ひょうひょうと生きた父のこと 2/4

 

    裏表のない父は 地域の中では とても評判が良かった

 父に相談すると いつもニコニコ顔で 「それがいい」と返す 

 違ったことを言っても 「それもいい」と返す 

 何回言っても いつも「それもいい」という返事しか返ってこない

 

 当てになるようで ならないのだけれど なぜか最後は 納得してしまうような 

 そんな やさしく温かい父とのやりとりがとても楽しかったと  人づてに聞いた 

 聞いてあげるだけで 相手の気持ちを収めて 包み込んであげるような

 ゆっくりした空気が 父の周りには漂っていた

 

 「寒い時期の出稼ぎは疲れる」と言って 数年で辞めたが 本当は 都会の雑然さが

 合わなかったのだと思う

 

 北九州の大きな工場の守衛室勤務を 紹介されたこともあったらしいが

 親を置いて行けないから と 断った

 

 現金収入を得るために 村にある建設会社に出始めた

 知識も技術もない父にとって 若い社員に使われるだけの肉体労働が 

 どれほどのものだったのか

 暑い日 雨の日 雪の中 規則正しく 弁当を下げて出ていく父  

 

 そうして 私たちを育ててくれた 

                               (続く)

 

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「献花代行サ-ビス」はじめました

「秋のお彼岸」

      皆さまに代わって、お墓に献花いたします。

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 やがて、「秋のお彼岸」がやってまいります。

 「やすらぎ霊園」にも、多くのご家族がお参りに訪れますが、一方で、

 「遠方に転居した」や「体の調子がよくない」など、

 「お参りしたくても行けない」というお声をいただくようになりました。

 こうしたご要望等を受けて、今秋の「お彼岸フェア」から

献花代行サービスを導入いたします。

 

 詳細は、ホームページの「お彼岸献花代行サービス」をお読みいただき、

 添付している「申込書」をご利用ください。

 皆さまのお申し込みをお待ちいたします。

 

「やすらぎ霊園」が真心こめて献花させていただきます。

 

お彼岸献花代行サービスはこちら↓

http://www.yasuragi-reien.jp/floraltribute.pdf

 

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霊園風景 その9 「お盆の風景」

 「お盆の風景」

 

 

いつもは 静かな雰囲気のやすらぎ霊園ですが お盆が近づくと とても華やかに

なります

 

夏真っ盛りの光の中を 多くのご家族がお参りに来られ 大人に交じって

子供たちのはしゃいだ声が 一気に霊園をにぎやかにしてくれるのです

その光景は 暑さがやわらぐ夕暮れ時まで あちらこちらで垣間見ることができます

 

お墓にお花を供え 親子そろってお参りする姿には 先祖の霊を敬うと同時に 今ここ

にいることを感謝する   人として生きることの大切さを 教えられている気がします 

 

やがて 声が途絶え 静けさを取り戻した霊園内のお墓には 名残を惜しむかのように 

色鮮やかなお花たちが 故人に寄り添っています

 

この時期に ひときわ光を放っているのが「ほおずき」です 

鮮やかな橙色のほおずきは 故人の道しるべのようにも見え その袋の中には

仏さまになった故人が 休まれているようにも 見えてきます

 

迷うことなく帰り  迷うことなく戻っていく 幾世代にもわたって続いてきた 

この世と あの世をつなぐ  大切にしたい お盆の風景です

 

          【ほおずきの色映えて にぎやかなお墓たち】 

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f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain  ほおずきが 子らを見送り 墓と舞い

 

 

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回顧録no.9 「‥ひょうひょうと生きた父のこと 1/4」

   「‥ひょうひょうと生きた父のこと 1/4

 

   そばにいても 気がつかないくらい 寡黙な父で  静かにあぐらをかき

 母はもちろん 子供に対しても 怒ることも 手を上げることもなかった

 

 ゆっくりと 音を立てずに歩く 穏やかな雰囲気を持った人だった

 

 先の戦争で招集されたが 戦地に行くことはなく 南九州で終戦を迎えたと聞いた 

 祖父が残した借金は 長男である父が引き継いだ

 二人の弟には一切頼らず 愚痴も泣き言も言わず 黙々と働き続けた

 

 わずかな田畑からの収入は少なく 私が小さい頃は 毎年のように冬から春にかけて

 出稼ぎに行っていた 記憶がある

 

 唯一の楽しみは 安い煙草を燻らし 甲類焼酎を飲むことだったと思う

 

 多くの苦しみを背負っていたのに 人生を 恨むことも 悔いることも 

 そして 嘆くこともせず 

    母と妻と 4人の子供のために 身を粉にして

 

 それでも 笑顔を絶やさず ひょうひょうと 春風のように さわやかに 

 水の流れのように 自然体で ゆっくりと 生きた人だった    (続く)

 

      

 

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「お盆がきます」

 

やがてお盆がきます 

 

やすらぎ霊園にも お墓の掃除に訪れる方が 増えてきました

また 亡くなった方の初盆に合わせて お墓をつくられる方もおられます

 

宗派によっては お盆にこだわらない考えもありますが

一般的には 「年に一度 祖先の霊が私たちの元に帰ってくるとき」として

仏壇を飾り 迎え火や 送り火を焚く などの風習が今も残っています

 

お盆とは それほどに古くから 亡くなった人を祀る行事として 宗教の教えや

地域の特徴などが入れ混じりつつ 少しづつ形づくられ   

今日まで 引き継がれてきました  

 

やすらぎ霊園でも年3回 春・秋のお彼岸とお盆に 「納骨堂」や「永代供養墓」

そして「樹木墓」において お寺さまにご供養をお願いしています

 

お盆が来る この機会に 私たちが今 この世にいること それは親をはじめ ご先祖

様があったからこそであり あらためて ご先祖様を敬い  偲び 感謝する機会として

あなたらしい お盆を過ごしてみたら いかがでしょうか

 

 家族の想いが詰まっている お墓についても 考えてみませんか

 お墓は 亡くした家族を偲び 生きていることに感謝し 善い行いを約束する

 そして 私のこれまでとこれからを 静かに思ってみるでもある  と思うのです

 

 

 今日も 「カナカナカナ」という ひぐらしの鳴き声が やすらぎ霊園を

 渡っていきます     

 

 

 

やすらぎ霊園では8月10日(木)~8月15日(火)まで

 

お盆フェアを開催いたします。

詳しい情報は下記URLからご覧ください。↓

http://www.yasuragi-reien.jp/2017_summerfair.pdf

 

 

            【お盆を迎えるお墓たちの光景】 

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f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain      いく夏に 重ねて寂し 蝉しぐれ   

 

www.yasuragi-reien.jp