やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

「霜月見学会」のご案内

 「霜月見学会」を開催します。

    やすらぎ霊園では、昨年に続いて11月18日(土)から「霜月見学会」を

  開催します。

  納骨をお急ぎの方のための「建立済お墓」や、車ですぐ傍まで行ける

     「規格墓」など、お客様感謝価格で提供いたします。

  また、各墓石指定店が一押しする「展示墓」も特価販売いたします。

  美しい「樹木墓」や「芝生墓」も、ぜひご覧ください。

  事前にご連絡いただければ 優先案内いたします。

  どうぞ、この機会にご家族おそろいでお越しください。

  花の苗や記念品を準備して、お待ちしております。

 

               ・~・~・「霜月見学会」・~・~・

                 *期  間  :    11月18日(土)~26日(日)までの9日間

               *内  容  :   ・「建立済お墓」や「規格墓」の感謝価格販売

                          ・  墓石指定店「展示墓(各1基)」の特価販売

                                          ・ 未建立区画の早割販売

               *その他   :   ・来園およびアンケ-トに協力者いただいた方へ粗品進呈

                          ・申し込みいただいた方へ記念品進呈

 

 

        【秋空と芝生墓の風景】

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霊園風景その14 「赤が眩い・・・規格墓の世界」

「赤が眩い  ‥ 規格墓の世界」

 

何と 青空の高いことでしょう

どこまでも澄み切って はるか彼方へ流れゆく雲は 少しずつ 秋色に染まります

足元に目をやれば まるでお彼岸を待っていたかのように 真っ赤な彼岸花

霊園内の あちらこちらで 鮮やかに競い合っています

 

別名は曼珠沙華

インドの仏教伝説では「天界の花」とも呼ばれており、仏教にも近い存在なのです。

そして 不思議なことですが この彼岸花 全国各地で 秋のお彼岸の頃に

いっせいに花を開くのだそうです

きっと 昼と夜の長さが同じになるお彼岸を 待っているだと思います

まるで この世とあの世を つなぐ花のようでもあって 少し 嬉しくなりました

 

今年の お彼岸も お墓たちを慰めるかのように 

一斉に 咲いてくれました

秋の青空の下 眩い色で着飾り その前を お参りに来た家族連れが 

笑顔で通り過ぎていきます

 

お墓たちが 誇らしげに 喜んでいるように見えるのは 気のせいでしょうか・・・

 

 

 

                                     【秋の青空の下 規格墓と彼岸花の昼下がり】

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f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain     逢いにきて 語る傍にも 曼珠沙華  

 

 

  

 

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回顧録no.14 「U君へ グラブとともに・・・」

    「‥U君へ グラブとともに」

 会社同期のU君は 物静かな性格で 自己主張することは少なく

 口より先に体を動かしているような 青年だった

 野球が大好きで 時間があると壁を相手に ひとりでキャッチボ-ルをしていた

 

 40を前に 肝炎を発症した

 50過ぎて 息子さんの肝臓を移植した 

 最愛の娘さんを病で亡くした まだ20を過ぎたばかりだった

 60を前にして リンパの癌を発症した

 

 病と真正面から向き合い 家族のために 仕事も頑張り 最後の最後まで 

 闘い続けて 60過ぎの春 この世を去った

 

 彼の棺の中に 使い古しのグラブが添えられてあった

 見覚えのあるグラブは U君がはじめての給料で買ったものだった

 何十年も 彼と一緒に野球を楽しんだ仲間だったから

 彼にお供して 天に昇って行った

 

 そして わたしの手元にも 彼の思い出が残っている

 県外転勤が決まった時 記念にと プレゼントしてくれた小さな髭剃り

 あれから 30数年 今も元気に動いてくれる

 その音は 頑張れという 彼の声援のような気がする

 

 U君の人生が 幸せだったかどうかは 誰にもわからないが

 彼は 限られた時間の中を 野球少年のように 一生懸命 駆け抜けていった

 

 今 U君は 娘さんを相手に 

 愛用のグラブで キャッチボ-ルをしている

                      かも 知れない・・・

 

 

 

                              【届いているかい? 娘さんの投げたボ-ルは】                              f:id:yasuragi-reien:20170904143550j:plain

 

 

 

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霊園風景 その13 「想いを形に・・・自由墓の世界」

     【 想いを形に・・・自由墓の世界 】 

    

         愛犬のイラストを 彫りこんだ お墓があります

    好きだった ウイスキ-グラスと タバコも 揃っています

  「ありがとう」と 亡くした愛おしい人への 言葉が 輝いています

 

  希望する墓石の色や形 そして刻みたい言葉 

  それぞれの思いで 創りだされた 世界にひとつだけの  お墓

  晴れ渡る日 雨の降りしきる日 雪の舞い落ちる日 風の吹きすさぶ日

  移りゆく自然の中で お墓は 御霊をお守りして 静かに立っています

 

  人は皆 同じ数の幸せを持っていると いいます

  

            「苦労ばかりの人生で」

             「親より先に逝くなんて」

            「やりたいことがあったのに」

    もっと生きたいと願いながら かなうことなく 別れを告げた人たち 

    この世では不公平だった かも知れない 

    けれども どうか

    あの世では 多くの幸せに あふれた日々であって欲しい

 

  

      「あの人は 今 幸せだと 信じています  

       それでも ときどきは ここに戻ってきてほしいから 

       だから このお墓は あの人が好きだった 色や形にしました」

 

  そう 語った方がおられます 

  わたしも きっと 幸せに暮らしていると思います

  そして ここに来れば 必ず あの人も逢いに来ていると 信じています  

 

 

 

           【澄み切った秋空の下 涼風が吹く抜けていく 自由墓の風景です】 

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f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain 菊花挿し 君の遺影と 美を競い 

  

 

 

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「終活フェア&相談会」開催のお知らせ

 

コ-プおおいた設立65周年を記念し終活フェアが開催されます。

 

当日は、ミニイベントをはじめマジックショ-なども予定されており、ご家族揃って楽しめる催し物がいっぱいです。

 

やすらぎ霊園もブ-スを設置し、霊園の紹介やお墓に関するご相談を受け付けます。

また、アンケ-トにお答えいただいた方への記念品なども準備しました。

 

 「これからの人生を楽しく生きる」ために、どうぞ、この機会をご利用ください。

        多くの方のご来場をお待ちいたしております。

 

   ~*~*コ-プおおいた主催「終活フェア&相談会」~*~

         と き 2017年11月7日(火)10時~16時

         ところ 大分市「 ホルトホ-ル(小ホ-ル)」

                                                ※JR大分駅「上野の森出口」から徒歩3分

 

 

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回顧録no.13 「‥‥風呂に入れます  先輩Tさんのこと」

 「‥‥風呂に入れます 先輩Tさんのこと」

 

新しく配属になった職場に Tさんがいた 

話すことが得意ではなく ちょっとだけ ある喜劇俳優に似ており ユ-モラスな表情

と笑顔が特徴の 親しみやすい先輩だった

 

Tさんは書くことも苦手で 仕事の報告書などは多くがひらがなで 書き方も自分流に

並べており 周りの先輩たちが 黙って手直ししていたのを覚えている

 

飲み会の時「わしは あまり字を知らんでなあ」とつぶやいたTさんは 

戦前生まれで10歳の時に 終戦を迎えたという

 

家が貧しく 田畑仕事を手伝いながら学校へ通ったが 勉強が好きでないことも加わり

行かない日の方が 多かった とも言っていた

 

戦後の混乱もあって どうにかして今の会社に潜り込んだが この時代は 

結構あったそうで 「あいつもそうだし あいつも一緒」と 何人かを同罪にしていた

 

会社の朝礼時 順番に 自分が「今日やるべきこと」を 発表する機会が設けられ

はじめて Tさんが みんなの前に立った

 

ふた呼吸ほどの後 小さな声で  

「家内を 風呂に入れます……」 

沈黙が続き Tさんが気まずそうに 下を向いた

 

みんなは知っていた Tさんの奥さんは体が弱く 介護が必要であること 

二人暮らしの中で Tさんは 独りで慣れない家事をこなしていたこと

多くの時間を 奥さんのために費やしていたこと など

 

しばらくして 課長が

「私もTさんを見習わなければならないな ありがとう」

拍手が起きたが Tさんはいつものユ-モラスな表情で 戸惑ったように小さく

笑って また頭を下げた

 

それから十数年 ずっと家で暮らし続けた奥さんは Tさんに見守られて彼岸へ渡り

やがてTさんも 後を追うように 渡っていった・・・

 

  

春夏秋冬 いくつもの四季を 支え 支えられて生き抜いた Tさん夫婦

茜空を見て思う

二人は 幸せだったのだと

そして 今もきっと 幸せに暮らしていると 

 

 

 

      Tさん 今日も 奥さんをお風呂に入れてあげてますか?  

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霊園風景 その12 「納骨堂」での想い

   「納骨堂」での想い

 

やすらぎ霊園の「納骨堂」は  敷地の中ほどに位置しており 

春には桜花が舞い降り 初夏には紫陽花タイサンボクが 咲き誇る傍に 

建立されています

 

静寂に包まれた堂内には 多くの御霊が休まれ 訪れたご家族が お花を供え

愛おしげに語りかけている 姿があります

 

そして 参拝者の帰られた後の納骨堂に ただようお線香の香りが やわらかな時間

を届けてくれるのです 

 

 「さよならも言うことなく わたしの見えない 世界へ旅立っていった あなたへ

  わたしは 感謝や いたわりの言葉を どれほど伝えたのだろうか……

  数えきれない出来事から よみがえるのは いつも 後悔の記憶ばかり」

 

 亡き人を偲び 抱き続けてきた 想いのひとつひとつを 語ることが 

 わたしにできる供養  

 ともに過ごした時間を振り返り なつかしみ ふと涙する  

 

 あなたは 大切な人との時間を どれだけ共有していますか?

 

 

                                   

                

             【新秋の自然に包まれて 納骨堂】  

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f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain         君がいる 納骨堂から 夏日去る

 

 

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