やす君のひとり言

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~大分市竹中やすらぎ霊園~

霊園風景 その6「夏風がおよぐ樹木墓地」

 「夏風がおよぐ樹木墓地」

 ふと  風に吹かれてみたい気持になったとき

 見るともなく 空のかなたを眺めていたいとき

 子供の頃に遊んだ 夏風景を思い返したいとき

 何もないのだけれど 日々の繰り返しに いらだち 疲れたとき

 

 ここに立って 南の空を眺めています

 

 三方を緑に囲まれ 高台から見下ろす位置にある「樹木墓地」の 初夏の風景に出逢

 うと いつもそばにいて ずっと一緒に生きていくことを 疑わなかったあの頃が

 思い返され すごした時間が とてもいとおしく 感じられるのです

 

 もう二度と あの頃は戻ってこないのだけれど 

 大切な人に逢うことも 声を聞くこともできないのだけれど

 それでも ここに立って 芝生に覆われた墓碑に語りかけてみたら 

   逢えるような あの懐かしい声が聞けるような そんな気がしてなりません 

 

 初夏から盛夏 そして残暑へと 夏が来て過ぎ去るように 「樹木墓地」の風景も

   少しずつ衣替えしていきます

 

 7月 風泳ぐ「樹木墓地」の風景です

 

                              

 

                                         【 夏風が泳ぐ樹木墓地 】

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f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain  伝えたい 言葉を置いて 夏がいく 

 

 

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