やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

霊園風景 その41 「‥今朝の光景」

「‥今朝の光景」

 

 日一日と 気温が下がり 夏から秋 そして 秋から冬へと 季節が移っていきます

 あの夏の暑さが はるか彼方へ 飛び去って 跡形もなくなり

 やすらぎ霊園の 光景も 一変しました

 

 木々は 緑一色だったのが 雑木の赤や黄と 鮮やかさが 目立つようになり

 敷地内の花たちも 暑さに強い百日草や日日草などが 姿を消して

 冬に立ち向かう パンジ-やビオラ 菜の花などが 色艶を増してきましたし

 芝生も 緑から薄い黄土へと 化粧が落ちたみたいに 褪めてきました

 

 虫たちも 賑やかさの主張から 何となく 静かに 生きてますよ 

 みたいな感じに 落ち着いてきた そんな気がします

 

 青空が とても涼しげに たおやかで 気持ち良さそうに 見えます

 夏の空色には せわしげに動いている 勢いがありますが 

 秋の空色には どこか 落ち着けたような やすらぎがあるから 不思議です

 

 四季の彩りの移ろいは  いつも 私たちに 驚きや感動を 与えてくれるのです

 たとえば‥‥

 

 お休みの昼下がり 公園のベンチで 周りの木々を見渡してみてください

 バスを待つ停車場 横の空き地に咲いている 野菊を愛でてみてください

 歩いて通勤する時 家々に育つ花木類や 草花を 眺めてみてください

  

 決して スマホの世界で味わうことのできない 貴重な時間になります

 

 

【今朝の秋の光景】          ※手前が「芝生墓」 奥が「樹木墓」

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    上の写真は 好評をいただいている 樹木墓と 芝生墓の 今朝の秋の光景です

 高い青空には 点々と 鰯雲が広がり 

 緑と赤や黄色に染まった 木の葉が風に揺れ

 暑さに耐えぬいて 少しづつ 冬色へ向かう 芝生たち  

 思わず 見続けてしまいそうな やさしい朝の光景です

     

 ‥ここには

  静かに眠る 故人たちのやすらぎが 聞こえてきそうです

 ‥そして

  見守る 私たちにも 敬いと感謝の心が 生き続けています

 

 お墓は この世とあの世を 親と子を つなぐ場所でもあります

 

 

 

f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain 「豊作を ねぎらい仰ぐ 鰯雲」 

 

 

www.yasuragi-reien.jp