やす君のひとり言

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~大分市竹中やすらぎ霊園~

回顧録 no.73 「 ‥夢の風景  ~青春の詩 」

 「 ~青春の詩 」

 

          人生の折り返し点を 遥かに過ぎた 今

   「青春」という 言葉が 蘇っている

 

     機関紙担当になった 30代後半 初めて 新年号表紙を 任された

    まず 写真‥

            水平線から昇る朝陽 離陸せんとする飛行機 朝靄にけむる鉄塔群 

    何日も 県内を走り回ったが 見つけられない

    最後に 行きついたのが スポ-ツの瞬間

    決めたのは 国際マラソン大会が開かれる 何日か前

            朝から小雨が降り続く中 橋の欄干で待ち続け 往路と復路の 2回

    雨しぶきを上げて 疾走する 選手たちを 撮る

    アマチュアとしては 納得のいく 写真だった と思うが 

   それから 風邪で 3日ほど休んだ

    

    次に 文章‥

   これも 悩み続け 最後は 本頼み 

    立ち寄った 市内で一番大きな 本屋さんの奥  詩集の棚

    何気なく 目をやった先に 「青春」の 文字が映る

    詩の著者は 米国の 実業家であり 教育者でもあった サムエル・ウルマン 

    和訳された その詩は 全ての人を 励ましていた

   

   「人は いつか死を迎える だが 希望を持っている限りは その瞬間まで

    君は 青春の中にいる」

 

   あれから 30年以上経ち

   新しい年が明けて ふと 想い出し あらためて 読み返してみる

   詩の内容は あの頃は そうなのかな? 程度の 認識だったのに

   幾つもの年月を 重ねてきた分 そして 先が見えてきた分 

   心に 素直に 入り込んでくる

   そういえば、ウルマンが この詩を書いたのは 70代

   彼は 自らを励まし 周りを励まし 世界の人たちを励まし

   そして 今も 多くの人たちを 励まし続けている‥

 

 

   「 青 春       サムエル・ウルマン   

    

    青春とは 人生のある期間ではなく 心の持ち方をいう

    青春とは 人生の深い泉の清新さをいう

    青春とは 臆病さを退ける勇気をいう  

    ときには、20歳の青年よりも 60歳の人に青春がある

    年を重ねただけで 人は老いない 理想を失うとき はじめて老いる

    人から神から 美 希望 喜び 勇気 力 の霊感を受ける限り 君は若い

    頭を高く上げ 希望の波をとらえるかぎり

    80歳であろうと 人は青春の中にいる                                 

                              ※一部抜粋 

 

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