やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

霊園風景 その95   「‥温かく うれしい お話」

「‥温かく  うれしい   お話」

 

   11月初旬の午後 県外ナンバーの車で 2時間以上かけて 見えられた ご夫婦

 お聞きすると 6~7年前から 近郊地を中心に

 二人で入る 樹木墓地を 探しておられる とのこと

 なかなか 理想とするお墓に 巡り合えず 少し遠いけれど 

 思い切って 大分まで足を延ばしてみたと ご主人は語ります

 真面目一筋に 生きてこられた 実直そうな ご夫婦

 ご主人は ご高齢にもかかわらず 矢継ぎ早に 鋭い 質問などをされて

 よく勉強していることが うかがえます

 

 説明の後 現地を案内

 美しく手入れされ 整然と並ぶ 樹木墓を見るなり

 ご夫婦から 「ようやく理想の墓地に逢えました」 と うれしい言葉

 「樹木といいながら ほんの数本 小さな木が 両端に植えてあるのみ」

 「美しい   と思ったら 人工芝」

 「小さな敷地に 墓石がくっつくように並んでおり 窮屈そうで」

 「誰が経営者か 良くわからなくて」

 これまで訪れた 霊園等の印象などを 細かく説明していただきました

 

 「自分たちの最後は 自分たちで始末する」ことは お二人で決められたそうですが

 二人が亡くなった後の お墓のお守りやその後の供養など 安心して任せられる

 霊園なのかどうか 一番心配されていたのは そのことでした

  公益財団法人として お墓の販売だけではなく 維持や管理など 経営に関わる 

 全てのことに やすらぎ霊園が責任を持っていること 健全経営であることなどを

 ご説明し ご理解いただきました

 

 私たちが 日頃から 心がけていること 行っていること 

 見えないけれど 安心できる光景が 確かに ここにはある と 

 おふたりには 受け取っていただけたようで 

 それだけで うれしくなりました

 

 2度目は JRで来園されました

 車を手放す時のことを 考慮されてのことだそうですが

 それでも 持ち時間等を入れれば 優に3時間は超えたでしょうに

 ご自宅を出られて お帰りになるまでには その倍近くの時間を有したでしょう

 自分達の最後は 自分たちで整理する そのためには 労はいとわない

 ご夫婦の 真剣な思いと行動には 頭が下がります

 同時に しっかりとお応えせねばと あらためて決意する 貴重な機会を

 いただきました

    

    と 同時に こうした仕事が どこかで お客さまの 心の支えになっている

 とても温かく うれしい出来事として 私たちも 心に刻ませていただきました

 生前墓として ご契約いただきましたので 納骨されるまでは

 やすらぎ霊園が しっかりと お守りします

 いつかは ここに休まれる日が 来ますけれども 

 どうぞ お客さま お元気でお過ごしください

 本当に ありがとうございました

  

 

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f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain  「手を添えて 樹木墓の元 春を待つ」  

  

 

 

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