やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

霊園風景その30  「‥‥大山木の 咲く」

「‥‥大山木の 咲く」

    

   径20~30㎝もある 純白の花 タイサンボク

  今年も 納骨堂の近くに 甘い香りと一緒に 見事な花をつけてくれました

     北米原産で わが国には明治初期に渡来したと いわれていますが

  その  高貴で 優雅なたたずまいや 艶やかな濃緑の葉と 純白の花の

  組み合わせは 仏の世界にも つながるような気がします

    

  気になって 調べてみましたら やはり 多くのお寺に 植えられていました

  仏教の世界に 似て 静の  雰囲気を 醸し出しす 落ち着いた 映像は 

  お寺の 光景に とても似合うと 思うのです

 

 この花木の 唯一の欠点は 強風に弱いこと

 幹の太さの割には 葉形がとても大きく 強い風が 来ると

 耐えきれずに 折れてしまいます

 ですから 大きくなっている タイサンボクは 風の少ない 場所に 

 植えられています 

 やすらぎ霊園でも 風を避けられる 納骨堂の傍で 元気に 四季を過ごし

 毎年 この時期に 美しい花を 届けてくれています

 

 そして タイサンボクの 向こうで 優しい青色を 見せているのが

 同じ時期に 輝きを放つ 紫陽花で お寺や神社に多く見ることができます

 この花もまた 仏や神に通じるかのように 静 を感じさせて  

 控えめだけれども 凛とした 美しさを披露しています 

 

 タイサンボクや 紫陽花の咲く この時期こそ 仏や神が 

 一番身近に感じられる そんな気もするのです

   

    

   

     【静かに 慎ましい 美しさを見せる 大山木の花】

f:id:yasuragi-reien:20180606110720j:plain

 

 

 

 

 

f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain 「包み込む 大山木の 白き手よ」  

 

www.yasuragi-reien.jp