やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

霊園風景 その72  「‥寒くない冬の光景」

 

「‥寒くない冬の光景」

 

 暖冬が続いています

 先日 この冬初めての 氷が張りました 

 雪は 全く 音沙汰もありません

 いちばん寒い この朝でさえ 吐く息は 白くならないのです 

 年を重ねていく 身としては 暖かいのは 有難いと 思う反面

 冬が すっぽりと 抜け落ちているような 感覚は

 どうにも 納得がいきません 体もなんとなく 絞まらないような

 昨夏の耐えがたい暑さと この冬の暖かさ

 地球環境は 予測できないほど 大きく変化し続けています 

 

 地震や噴火 大型台風 豪雨など 日本だけでなく 世界中で起きている 

 異常気象は とても 気になります

 人間だけでなく 動物 植物 生きているもの 全ての リズムや歯車が

 ずれてきており これまでの経験や記録が 活かせない時代に 入っていると

 思うのです 

 小さな話ですが 冬の草花も 弱々しく 見えてしまいます

 寒さに必死に耐えてこそ 一気に 芽を出し 花を咲かせるのに

 頑張る機会がないため どうしても 弱く育ってしまうのです

 

 好きな ビオラの花 ひとつとっても 今年は特に 元気がないな と 思います

 昨年9月頃に種を蒔きましたが 出芽率が 良くありませんでした

 次に 小さなポット苗に植え替えますが 根が良く張らず 遅れました

 育ちも良くありません 本来でしたら11月中ごろには 大きな鉢に移しますが

 これも 12月にずれ込んでしまいました

 寒くなる前に 定植して しっかり 根を張らせることが必要ですが 

 全ての日程が 遅れたため そして 寒くならないため 

 茎が 間延びしてしまいます

 咲く花も 色褪せて見えると つい 「すまないなあ」 と 語りかけてしまいそう

 

 寒さはつらいけれど 冬は冬らしくあってほしい と 空を見上げて 祈りたい‥  

 そんな想いも かなわず 黙って 通り抜けていきそうな  

 どこか 暖かい 空気の漂う 雨上がり やすらぎ霊園の 光景です  

 

       【春の香りが 漂ってきそうな 雨上がりの 冬の朝】f:id:yasuragi-reien:20200123093019j:plain

 

 

 

 

f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain 「 残雪も 雪解もなし 孫帰る 」 

 

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