やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

霊園風景その14 「赤が眩い・・・規格墓の世界」

「赤が眩い  ‥ 規格墓の世界」

 

何と 青空の高いことでしょう

どこまでも澄み切って はるか彼方へ流れゆく雲は 少しずつ 秋色に染まります

足元に目をやれば まるでお彼岸を待っていたかのように 真っ赤な彼岸花

霊園内の あちらこちらで 鮮やかに競い合っています

 

別名は曼珠沙華

インドの仏教伝説では「天界の花」とも呼ばれており、仏教にも近い存在なのです。

そして 不思議なことですが この彼岸花 全国各地で 秋のお彼岸の頃に

いっせいに花を開くのだそうです

きっと 昼と夜の長さが同じになるお彼岸を 待っているだと思います

まるで この世とあの世を つなぐ花のようでもあって 少し 嬉しくなりました

 

今年の お彼岸も お墓たちを慰めるかのように 

一斉に 咲いてくれました

秋の青空の下 眩い色で着飾り その前を お参りに来た家族連れが 

笑顔で通り過ぎていきます

 

お墓たちが 誇らしげに 喜んでいるように見えるのは 気のせいでしょうか・・・

 

 

 

                                     【秋の青空の下 規格墓と彼岸花の昼下がり】

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f:id:yasuragi-reien:20170207092834j:plain     逢いにきて 語る傍にも 曼珠沙華  

 

 

  

 

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