やす君のひとり言

やす君の情景

大分市竹中 花と緑に囲まれた公園墓地                                                           ~やすらぎ霊園~

「お盆の風景」

いつもは 静かな雰囲気のやすらぎ霊園ですが お盆が近づくと とても華やかに なります 夏真っ盛りの光の中を 多くのご家族がお参りに来られ 大人に交じって 子供たちのはしゃいだ声が 一気に霊園をにぎやかにしてくれるのです その光景は 暑さがやわらぐ夕暮…

「ひょうひょうと生きた父のこと 1/4」

そばにいても 気がつかないくらい 寡黙な父で 静かにあぐらをかき 母はもちろん 子供に対しても 怒ることも 手を上げることもなかった ゆっくりと 音を立てずに歩く 穏やかな雰囲気を持った人だった 先の戦争で招集されたが 戦地に行くことはなく 南九州で終…

「お盆がきます」

やがてお盆がきます やすらぎ霊園にも お墓の掃除に訪れる方が 増えてきました また 亡くなった方の初盆に合わせて お墓をつくられる方もおられます 宗派によっては お盆にこだわらない考えもありますが 一般的には 「年に一度 祖先の霊が私たちの元に帰って…

「夏を彩る草花たち」

「やすらぎ霊園」は 2000年に開園しました 広大な雑木林を造成し 計画的に樹木を配置 あるいは以前からここにあった樹木を 活かし 花と緑に囲まれた霊園づくりを 進めてきました その後 墓地の拡大に伴って 樹木や草花も 少しづつ増えていき 春夏秋冬 どの季…

「合同法要」のご案内

お盆の「合同法要」のご案内です。 「8月11日(金)10時~・やすらぎ霊園にて」 「やすらぎ霊園」では、春・秋のお彼岸とお盆にお寺さまをお招きし、「合同法要」 を執り行っています。 今年もお盆を迎えて、来る8月11日(金・祝日)10時より、浄雲寺ご住…

「温泉町のA君のこと   4/4」

↓ 前回までのお話はこちら yasuragi-reien.hatenablog.jp あの温泉町が遠のいてから 10年以上が過ぎ 社会人となって間もない頃 ふとした便りで A君が近くの温泉町で働いていると聞いた 両親も元気で一緒に暮らしているという なつかしさに押されて電話を入…

「 盛夏に向かうお墓の風景 」

緑に囲まれて 涼しげな「やすらぎ霊園」ですが 夏の暑さは訪れます そんな日が続いても ご家族がお参りする光景は いつもと変わりません 朝早くからご夫婦で 出勤前のサラリ-マンの方も 涼しくなる夕刻にはご家族揃って 手に手に花を持ち 懐かしい人に逢う…

「花苗プレゼント」のお知らせ

今 来園された方に「花苗」をプレゼントしています!! 春4月頃に 種をまき 6月に小鉢に借り植えしました 職員手づくりのため お店のように立派ではありませんが 愛情だけは どこにも負けないと 育てた職員が言っています 「キバナコスモス」と「百日草」と…

「温泉町のA君のこと  3/4」

前回までのお話はこちら↓ yasuragi-reien.hatenablog.jp 祖母と温泉町に行った時は 必ずA君の家に遊びに行き いつもと同じように夏休み や冬休みを過ごし ずっと変わらない日々が続くと思っていた しかし それから間もなくして 夏休みの間にA君はいなくな…

「夏風がおよぐ樹木墓地」

ふと 風に吹かれてみたい気持になったとき 見るともなく 空のかなたを眺めていたいとき 子供の頃に遊んだ 夏風景を思い返したいとき 何もないのだけれど 日々の繰り返しに いらだち 疲れたとき ここに立って 南の空を眺めています 三方を緑に囲まれ 高台から…

「温泉町のA君のこと  2/4 」

前回までのお話はこちら↓ yasuragi-reien.hatenablog.jp その温泉町は町の中央を川が流れ 両側には高い山が迫るわずかな平地に 多くの旅 館が軒を並べていた A君の住む家は 高台に立つ狭い平屋の住居で 庭のすぐ向こうには崖がせまってい たし その崖は大雨…

「華やかな花壇墓」

【 五月末 色鮮やかな花壇墓 】 ちょうど1年前の春に 販売を始めたのが「花壇墓」です 文字どおり 花壇に植えられた 色とりどりの草花がお墓を飾っています 「故人の周りを好きだった花で飾ってあげたい」という ご家族の要望にお応えして 誕生した「花壇墓…

「温泉町のA君のこと 1/4」

祖母と行く温泉町での楽しみのひとつは 2人の従兄弟との遊びだった 特に一つ下の従兄弟とは年が近いこともあり 一日中一緒に遊んでいた記憶がある 大雨が降った後の川岸脇のくぼ地には いろんな川魚が取り残されていて そこに子供たちが入って 我先にと手あ…

「雨に煙る やす君たち」

「雨に煙るやす君たち」 駐車場から「芝生墓地」へつながる階段横の芝生面に いくつもの 石造りの かわいらしいモニュメントが並んでいます 考え事をしている男の子 胸で手を合わせる女の子 子供を抱くお母さん ここに「芝生墓地」を造るとき 眠っている故人…

【温泉町と祖母のこと 4/4】

前回までの記事はこちら↓ yasuragi-reien.hatenablog.jp 娘の住む温泉町ですごす時の 祖母の表情は明るく 滞在中は時を惜しむかのように 親しんだ銭湯に足を運んでいた 家から歩いて10分ほどの田んぼの中に そこだけ 眩い灯りがたなびいて 誰でも 自由に利用…

「観音様に守られて」

やすらぎ霊園を見下ろす高台に 観音様を頂く建物があります 朱色に染まる枝垂れ梅横の奉名板には ここ「永代供養墓」に合祀されている方々 のお名前がおひとりおひとり記銘され 観世音菩薩の庇護のもと静かに休まれてい ます 「真実を求めること 私利私欲に…

【温泉町と祖母のこと 3/4】

前回までの記事はこちら↓ yasuragi-reien.hatenablog.jp 豊かさから貧しさへ 生活を変えてきた祖母の唯一の楽しみが 娘が嫁いでいる 温泉町へ行くことだった わずかばかりの田畑つくりの合間 特に体を休められる冬の時期は いつも かわい がってくれた私をお…

「芝生墓の美しさ」

やすらぎ霊園の高台に 一面を緑の芝生で覆われた 区画があります 南向きに いくつもの墓石が整然と並び 五月の光に輝く風景は さながら 故人たちの幸せ度を あらわしているかのようです この地に「芝生墓」が誕生して 今年で5年目を迎えました 訪れたお客様…

【 温泉町と祖母のこと 2/4 】

前回の記事はこちら↓ yasuragi-reien.hatenablog.jp 「一代で家を潰した」と祖母が恨みのように言っていた祖父は 自分が生まれたときは すでに故人であり 父や母もあまり祖父について語ることはなかった 「潰した」ことを口に出したところで それが慰めにも …

(お知らせ)

「さつきフエア」開催します! 4月から5月に移る頃 やすらぎ霊園は新緑に包まれ 静寂の中 青い空と 浅緑色の織り成す光景は 幼い頃に見た故郷にも似て 私たちの心に はるか昔の思い出がよみがえります …… 来る4月29日(土)から5月7日(日)までの9日間 「さ…

【春風に舞う山桜】

3月の終わりから4月にかけて やすらぎ霊園の風景が最も 華 やかになります 高台に植えてある「寒緋 桜」が蕾を開き 見渡す限りの山々に 点々と山桜 が色づき始め 次に樹木墓傍の「陽光桜」たちが鮮やかな朱色を披露し やがて「染井吉野」が霊園のあちこちで…

【立春の頃の椿のこと】

「 花木を育てていくことは 命を育てることだと思います 芽の出るころ 花の咲くころ 果実の熟れるころ どこを切り取っても 命が輝いています 私たちの人生と重なっているかのよう…… 走馬灯のように 回り回っていく 四季の中での花木の物語です 」 「花木の走…

【温泉町と祖母のこと 1/4】

「 幼いころの記憶をたどり 心に残る人との出会いや別れなどから 生きてきたことの幸せや苦しさ 辛さ そして今 生きていることへの想い 積み重ねている時間の中で ふと気づかされる 郷愁へのあこがれ …… あなたの 心のふるさとは どこにありますか 」 立春に…

「やす君の情景」

「はじめまして! 僕はみなさんから「やす君」と呼ばれています。 やすらぎ霊園の高台に位置する芝生の上でくつろいだり、花木や鳥たちとおしゃべり したり、訪れる人たちにあいさつしたりの毎日です。 あ!ときどきは居眠りもしています。 まわりの山々の桜…