やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

回顧録 no.92   「‥夢の風景  ~夢見た町」

「~夢見た町」 九州の真ん中あたり 高い山々に囲まれ 陽は遅く上がり 早く沈む 峻険な山地に 耕せる田畑は僅か 多くが外へ働きに出る 貧しさが 当たり前の村 あの山の向こうに 新しい土地 新しい町 そこには たくさんの夢があり 叶うものだ と 思っていた …

霊園風景 その91 「‥ダコタゴールドの彩り」

「‥ダコタゴールドの彩り」 「花のお墓」を中心に 一面を黄色に染め上げた 夏が終わり 秋が来て それでも 次々と 元気に花芽を出してくれる この一年草 キク科に属する 「ヘレニウム・ダコタゴールド」と いいます 昨年あたりから やすらぎ霊園内で 黄色い …

回顧録 no.91 「‥夢の風景 ~宝物の小刀」

「~宝物の小刀」 長い間 放置していた 机の引き出しの奥から 小刀が出てきた 少し 錆びてはいるが 十分に使える 「肥後守」と 彫った 小さな刀 子供の頃 親にねだり 後生大事 いつもポケットに収まっていた記憶 あの時代 小刀は 遊び道具づくりの 貴重な道…

霊園風景 その90  「‥記念樹のお話」

「‥記念樹のお話」 やすらぎ霊園 「芝生墓」のすぐ下の位置に 真新しい樹木が 立ちました 名前は 「島百日紅(しまさるすべり)」 控えめで小さな白花は あまり目立ちませんが 夏の青空に向かう 伸び伸びとした木姿は 一服の清涼感があって なぜか 元気を与…

回顧録 no.90 「‥夢の風景 ~北の国から」」

「~北の国から」 「 北の国から」‥ TVドラマで知った 北海道「富良野」を舞台に 繰り広げられる 父と子の 3人が 必死に 生きていく 21年に及ぶ成長の物語 淡々と描かれていく 厳しくも優しい自然と 周りの人々との 出会いや別れは まるで 本当の親と子が …

ご報告とお礼 「20周年記念式典」と「ふれあいの日々」

‥♦‥ご報告とお礼‥♦‥ 「20周年記念式典」開催しました! 2000年4月、この地にやすらぎ霊園が開設され、今年で20周年を迎えました。 これを記念して、9月19日(土)秋晴れの中、記念式典を開催しました。 受付での検温や体調確認、通常の3倍近く広いテントの設…

霊園風景 その89 「‥開設20周年の重み」

「‥開設20周年の重み」 大分市竹中のこの地に やすらぎ霊園が開設されたのは 溯ること 20年前 2000年の春でした 支援組織や墓石店等の 力強いご支援もあって 販売実績を重ね 2007年には自由墓区画を増設 さらに 2012年には 県内では初めてとなる 新しいお…

回顧録 no.89 「‥夢の風景 ~夏雲を追う」

「~夏雲を追う」 しんとした 無音の午後 けだるい空気が漂う 夏のある日 地上からの 蒸し返しが ほんの少しだけ和らぐ ブナの木の 足元 眩しげに見上げれば 焼けた緑葉から 差し込んでくる 陽の光 その遥か向こうの 青空に 根づくかのように そびえ立つ 入…

霊園風景 その88 「‥ぼたもち と おはぎ」

「‥ぼたもち と おはぎ」 子供の頃 お彼岸が近づくと 母のつくる ぼたもちが 楽しみでした 粒あんで包まれた ぼたもちは 数少ない 貴重なご馳走で 今でも 春・秋のお彼岸の頃に 頬張ると あの時代が 鮮やかに蘇ります 田舎では いつも 「ぼたもち」 と 呼ん…

回顧録 no.88 「‥夢の風景 ~花の東京」 5/5

「~花の東京」 5/5 平成4年の年が明けた 早くから相談していた Sさんにだけは 帰る意思を伝えていたが 彼は 反対し続けた 「トップになれ とは言わないが 二度とない機会だし 活かすべきだよ」 近くにあった 老夫婦が営む なじみの居酒屋で 何度か 手を変…

霊園風景 その87 「‥土葬について考える」

「‥土葬について考える」 小学校3~4年生の頃だったか 二つ下の従弟が亡くなった時のことを 思い出しています 暑い夏の 夕暮れ時 家から山の中腹にあるお墓まで 大人たちが数人 白い布に包まれた 棺を 担ぎ 細い 田んぼのあぜ道を 過ぎていくのです その後に…

回顧録 no.87 「‥夢の風景 ~花の東京」 4/5

「~花の東京」 4/5 東京在勤 2期目 区切りの4年目に入る 全国規模の行事は 多忙を極め 帯状疱疹を発症し 胃潰瘍を患う など はじめは 不安定だったが やがて ひとつ またひとつと 峠を越えるごとに 心身とも 鍛えられ この頃には 不安より 自信の方が 前を…

霊園風景 その86 「‥空向く 百日紅(サルスベリ)」

「‥空向く 百日紅(サルスベリ)」 やすらぎ霊園の 最も高い場所に 配置されているのが 「樹木墓」です 一面の芝生と その中に植えられている5種類の花木たちが 迎えてくれます 年が明け 寒さの残る早春に咲き始める 「椿」 入れ替わり 凛とした色と香りを届…

回顧録 no.86 「‥夢の風景 ~花の東京」 3/5

「~花の東京」 3/5 気の合う友と 尊敬する先輩に 出会えた幸運 友は 中国地方出身のY君 エネルギッシュな好青年で アウトドア派 休日には 飛びっきり 大きな外車のSUVを駆って 家族総ぐるみ 山に入る 一つ年上だった Y君だが はじめは後輩かな?と 思…

霊園風景 その85  「‥雨よ 晴れと 入れ替われ」

「‥雨よ 晴れと 入れ替われ」 長々と続く 雨模様の日々 梅雨とはいえ 心までもが 暗くなりがちな今日この頃です 年明けの 新型コロナウイルス感染拡大は 私たちの日常を 塗り替えてしまいましたし ようやく 再生の兆しか と期待していたら 今度は 何時 止む…

回顧録 no.85  「‥夢の風景 ~花の東京」  2/5

「~花の東京」 2/5 住まいは 板橋区の北だった 事務所まで 電車で約1時間 乗り換えなし それが魅力で 決めた 電車一本で 1時間 は 当時としては 破格の好条件だった と 思う だが その判断は かなり甘く 現実は 違った 始発駅近くには 大きな集合住宅があり…

お礼   「お盆待ちフェア」 ご来園 ありがとうございました

‥♦‥ お 礼 ‥♦‥ 「お盆待ちフェア」 ありがとうございました やすらぎ霊園は、7月4日(土)~12日(日)までの9日間、お盆までの納骨やお墓建 立等を予定されている方々を対象に、「お盆待ちフェア」を実施しました。 雨模様の日々でしたが、大変多くのお客様…

霊園風景 その84  「‥この朝の光景」

「‥この朝の光景」 【青空を背景に 桃色のムクゲが咲き誇ります】 梅雨の中休み 晴れた朝空の下 霊園内光景の ひとコマです 階段を挟んで 自由墓や 規格墓の区画が整然と並び 向かって右側には 新しいお墓 「なごみ」 の区画が広がります 階段は6段あります…

霊園からのお願い  「‥飼い主募集しています」

【飼い主募集しています】 3月末に、突然職場訪問した生後10カ月くらいの、賢い男の子。 ワクチンや去勢手術は済みました。 できれば、室内で一匹飼いしていただける方を探しています。 気にしていただけましたら、電話等でご連絡ください。 直接、事務所ま…

回顧録 no.84 「‥夢の風景 ~花の東京 」  1/5

「~花の東京」 1/5 初冬の 日曜日の午後 薄曇りの空の下 百貨店の屋上 ざわめきの中から 離れ ひとり 端のベンチで 時間を持て余している 妻と子供たちは 買い物に夢中で おそらく ここにいることすら 忘れて いるのだろう そんな 嫌味のひとつも 呟きたい…

霊園風景 その83  「‥もうすぐお盆」

「‥もうすぐお盆」 春からの 新型コロナウイルス感染拡大は 私たちの暮らしも 変えてしまい ました これまで 当たり前のように過ごしていた日常が 非日常になり 非日常だったものが 日常の過ごし方に なってしまいそうです 全くと いっていいほど これまでマ…

霊園からのお知らせ  ‥ 「お盆待ちフェア」 開催です

・~・「お盆待ちフェア」 開催です・~・ やすらぎ霊園では、7月4日(土)より、「お盆待ちフェア」を開催いたします。 期間中は、お盆までに建立や納骨が間に合うように、在庫分や展示墓を特別価格で 提供いたします。 また、お好きなデザインで建てるお墓…

回顧録 no.83 「‥夢の風景 ~辛い時があればこそ」

「~辛い時があればこそ」 生きてきた道程で ひとつ 後悔を上げるとすれば ある戦いに挑んで 負けた あのとき 乞われて 決意し 1年以上の時間と 力を 費やして 戦った記憶 そして 負けて 初めて 分かったことがある 真実に見えていたことが 真実ではなかった…

霊園風景 その82  「‥納骨堂について考える」

「‥納骨堂について考える」 やすらぎ霊園には 従来のお墓や芝生墓 樹木墓など 自然界の中で眠る お墓に 加えて 屋内で眠る 「納骨堂」を 備えています これまでは 亡くなると 先祖代々の お墓に入る あるいは 新しくお墓を建てる というのが 一般的でしたが …

回顧録 no.82  「‥夢の風景 ~沈橋の話」

「~沈橋の話」 長さ40mほど 一級河川に設置された コンクリ-ト製の その橋は 沈橋(ちんきょう)と呼ばれて 地域の暮らしには 欠かせなかったし 通勤や仕事でも 重宝されており 渋滞とまでは いかないが 時間帯によっては どちらか一方の車が 岸で待機する…

霊園風景 その81  「‥雨に咲く花」

「‥雨に咲く花」 梅雨入りの 時期に なりました 九州北部地方では 例年 6月5日頃に梅雨入りしています すでに 南部が入りましたから 今週中には 大分も 仲間入りでしょうか 梅雨が 「嫌い」 と いう人は 周りにいますけれど 「好き」 と いう人は あまり い…

回顧録 no.81  「‥夢の風景 ~久住高原の珈琲」

「~久住高原の珈琲」 いつから そこで 珈琲を提供しているのだろう 妻が元気なころ 前を通るときには 必ず寄っていたから 15年ぐらい経ったろうか 可愛らしい 2代目の 白いワンボックスカ- 注文を受けてから 豆を挽いてくれる 心が揺らぎそうな香りと味 九…

霊園風景 その80  「‥東屋から見る さつきの色」

「‥東屋から見る さつきの色」 霊園内には 7ケ所 東屋があります 駐車場脇であったり 観音様の前であったり 一番高い樹木墓の傍であったり 小鳥の声がひときわ 美しく聞こえて できれば 少し霧で 霞んでいる そんな 晴れた日の朝に 樹木墓傍の東屋に 腰を下…

回顧録 no.80 「‥夢の風景 ~Mさん と ホタル」

「‥Mさん と ホタル」 20の頃 住んでいた町には 澄んだ水を湛えた川が 蛇行しながら 横断しており 車で20~30分ほど走った その川の上流に 石灰石の白と清水が 織りなす 美しい渓谷があって 夏には 多くの家族の にぎわいがあった 渓谷のすぐ先 古い石橋が…

霊園風景 その79  「‥人影の消えた光景」

「‥人影の消えた光景」 卯月から皐月へと つなぐとき 今日も 静かな朝を 迎えました いつもなら 新緑の中で 多くのご家族が訪れ 霊園内の お墓たちを 色とりどりの供花が 優しく 着飾っている 頃‥‥ なのですが 今年は 風と光と鳥の声 だけが 眼前に 現れては…