やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

霊園風景 その1 【 春風に舞う山桜 】

   【春風に舞う山桜】

  3月の終わりから4月にかけて 

          やすらぎ霊園の風景が最も 華 やかになります   

    高台に植えてある「寒緋 桜」が蕾を開き 見渡す限りの山々に 点々と山桜

    が色づき始め 次に樹木墓傍の「陽光桜」たちが鮮やかな朱色を披露し 

    やがて「染井吉野」が霊園のあちこちで咲き誇ります 

    

    花はいっとき 満開の美しさを謳歌し 春風や雨の訪れとともに 空に舞い 

    地上に降り やがて葉桜へと姿を変えていきます 

    

    人々は桜花の下にたたずみ 想いを馳せます 

    子供の頃 青春時代 社会人の春 愛する人との出会い そして別れ 

    春にしか逢えない花を仰ぎ見て 生きてきた道程を 振り返るのです

 

    樹齢150年ほどといわれる山桜が 静かに眠る故人を包み込むかのように

    やさしく咲いてくれています 

    

    真っ白な花びらたちが 風の中を微笑んで 墓石に降りそそいでいました

    

    また 来春も逢えますように

 

      【芝生墓の傍らで満開を迎えて 山桜】

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