やす君のひとり言

やす君の情景

~大分市竹中やすらぎ霊園~

霊園だより

霊園風景 その18 「‥‥冬枯れの樹木墓地」

「‥‥冬枯れの樹木墓地」 降り注ぐ太陽の下 緑一面の芝生と 赤や白 ピンクの花たちと 鮮やかな紅葉と 春から秋にかけて 樹木墓地を彩った 主役たちが退き 冬の訪れとともに すべてがセピア色に染まり 静寂の中に 吹き渡る風は 少しづつ 寒さを連れてきます 来…

霊園風景その17 「‥‥ 晩秋色に染まる  霊園入口の風景」

「晩秋色に染まる 霊園入り口の風景」 この地に 働く人たちの 支援を受けて やすらぎ霊園が開設されたのは 2000年です いちからの出発であり 限られた予算の中で 知恵や力を出し合い 少しずつ 形を整えてきました 霊園は 雑木林を切り開いてつくられましたが…

霊園風景 その16 「‥‥ 想いも形も様々に 芝生墓は映えて」

「‥‥想いも形も様々に 芝生墓は映えて」 いつか 若い時代に アメリカ映画で見たことのあるような シ-ン 小高い丘の上には 芝生が敷き詰められ そこに並ぶ いくつものお墓 主人公は 愛する人が眠る墓碑の前で 静かに頭を垂れ 一輪の薔薇を添えて 過ぎ去った…

霊園風景 その15 「紅葉が映えて 樹木墓の神無月」  

「紅葉が映えて 樹木墓の神無月」 やすらぎ霊園には いろんなお墓が揃っていますが 今 お客様に好評なお墓が 最も高台に位置する「樹木墓」です。 芝生の中に 整然と樹木が配置され その下に並ぶ墓碑には 愛おしい故人が 静かに休まれています 墓碑には 「風…

霊園風景その14 「赤が眩い・・・規格墓の世界」

「赤が眩い ‥ 規格墓の世界」 何と 青空の高いことでしょう どこまでも澄み切って はるか彼方へ流れゆく雲は 少しずつ 秋色に染まります 足元に目をやれば まるでお彼岸を待っていたかのように 真っ赤な彼岸花が 霊園内の あちらこちらで 鮮やかに競い合って…

霊園風景 その13 「想いを形に・・・自由墓の世界」

【 想いを形に・・・自由墓の世界 】 愛犬のイラストを 彫りこんだ お墓があります 好きだった ウイスキ-グラスと タバコも 揃っています 「ありがとう」と 亡くした愛おしい人への 言葉が 輝いています 希望する墓石の色や形 そして刻みたい言葉 それぞれ…

霊園風景 その12 「納骨堂」での想い

「納骨堂」での想い やすらぎ霊園の「納骨堂」は 敷地の中ほどに位置しており 春には桜花が舞い降り 初夏には紫陽花やタイサンボクが 咲き誇る傍に 建立されています 静寂に包まれた堂内には 多くの御霊が休まれ 訪れたご家族が お花を供え 愛おしげに語りか…

霊園風景 その11 「 美しい百合の花・・・ ですが・・・」

「美しい百合の花‥‥ ですが‥」 【お墓たちと共存するタカサゴユリの群】 8月の終わり頃になると やすらぎ霊園のあちこちに 白い百合の花が 美しい姿を見せてくれます 見た限りでは 日本原産の「鉄砲百合」に 似ていますが よく見ると少し 違います その最大…

霊園風景 その9 「お盆の風景」

「お盆の風景」 いつもは 静かな雰囲気のやすらぎ霊園ですが お盆が近づくと とても華やかに なります 夏真っ盛りの光の中を 多くのご家族がお参りに来られ 大人に交じって 子供たちのはしゃいだ声が 一気に霊園をにぎやかにしてくれるのです その光景は 暑…

霊園風景 その8 「夏を彩る草花たち」

「夏を彩る草花たち」 「やすらぎ霊園」は 2000年に開園しました 広大な雑木林を造成し 計画的に樹木を配置 あるいは以前からここにあった樹木を 活かし 花と緑に囲まれた霊園づくりを 進めてきました その後 墓地の拡大に伴って 樹木や草花も 少しづつ増え…

霊園風景 その7 「 盛夏に向かうお墓の風景 」

「盛夏に向かうお墓の風景」 緑に囲まれて 涼しげな「やすらぎ霊園」ですが 夏の暑さは訪れます そんな日が続いても ご家族がお参りする光景は いつもと変わりません 朝早くからご夫婦で 出勤前のサラリ-マンの方も 涼しくなる夕刻にはご家族揃って 手に手…

霊園風景 その6「夏風がおよぐ樹木墓地」

「夏風がおよぐ樹木墓地」 ふと 風に吹かれてみたい気持になったとき 見るともなく 空のかなたを眺めていたいとき 子供の頃に遊んだ 夏風景を思い返したいとき 何もないのだけれど 日々の繰り返しに いらだち 疲れたとき ここに立って 南の空を眺めています …

霊園風景 その5「 ‥‥ 華やかな花壇墓」

「‥‥ 華やかな花壇墓」 【 五月末 色鮮やかな花壇墓 】 ちょうど1年前の春に 販売を始めたのが「花壇墓」です 文字どおり 花壇に植えられた 色とりどりの草花がお墓を飾っています 「故人の周りを好きだった花で飾ってあげたい」という ご家族の要望にお応…

霊園風景 その4「雨に煙る やす君たち」

「雨に煙るやす君たち」 駐車場から「芝生墓地」へつながる階段横の芝生面に いくつもの 石造りの かわいらしいモニュメントが並んでいます 考え事をしている男の子 胸で手を合わせる女の子 子供を抱くお母さん ここに「芝生墓地」を造るとき 眠っている故人…

霊園風景 その3 「観音様に守られて」

【観音様に守られて】 やすらぎ霊園を見下ろす高台に 観音様を頂く建物があります 朱色に染まる枝垂れ梅横の奉名板には ここ「永代供養墓」に合祀されている方々 のお名前がおひとりおひとり記銘され 観世音菩薩の庇護のもと静かに休まれてい ます 「真実を…

霊園風景その2 「芝生墓の美しさ」

「芝生墓の美しさ」 やすらぎ霊園の高台に 一面を緑の芝生で覆われた 区画があります 南向きに いくつもの墓石が整然と並び 五月の光に輝く風景は さながら 故人たちの幸せ度を あらわしているかのようです この地に「芝生墓」が誕生して 今年で5年目を迎え…

霊園風景 その1 【 春風に舞う山桜 】

【春風に舞う山桜】 3月の終わりから4月にかけて やすらぎ霊園の風景が最も 華 やかになります 高台に植えてある「寒緋 桜」が蕾を開き 見渡す限りの山々に 点々と山桜 が色づき始め 次に樹木墓傍の「陽光桜」たちが鮮やかな朱色を披露し やがて「染井吉野」…

【立春の頃の椿のこと】

「 花木を育てていくことは 命を育てることだと思います 芽の出るころ 花の咲くころ 果実の熟れるころ どこを切り取っても 命が輝いています 私たちの人生と重なっているかのよう…… 走馬灯のように 回り回っていく 四季の中での花木の物語です 」 「花木の走…

「やす君の情景」

「はじめまして! 僕はみなさんから「やす君」と呼ばれています。 やすらぎ霊園の高台に位置する芝生の上でくつろいだり、花木や鳥たちとおしゃべり したり、訪れる人たちにあいさつしたりの毎日です。 あ!ときどきは居眠りもしています。 まわりの山々の桜…